リストの紹介
JMP の重要なデータ構造の一つにリストがあります。これは、任意の数の項目を格納できる汎用的なストレージコンテナです。項目には、数値、文字列、オブジェクト参照、他のリストなど、あらゆるタイプのデータを使用できます。リスト内の項目は同じタイプである必要はありません。リストは、List 関数または中括弧演算子を使用して作成できます。リスト内の項目はカンマで区切られ、リストは変数に格納できます。スクリプトでは、JSL 関数によって返されるリストも使用できます。リストの作成例をいくつか見てみましょう。括弧または中括弧内に項目を何も指定せずに、List 関数またはリスト演算子を使用して空のリストを作成できます。空のリストは、スクリプトの実行中に項目を蓄積していく場合に便利です。1 つの項目のみを含むリスト、または複数の項目を含むリストを作成できます。1 つ以上の項目としてネストされたリストを含むリストを作成できるため、分岐またはネストされたデータに便利です。また、さまざまな項目を含むリストを作成することもできます。リストを作成したら、添え字を使ってリスト内の特定の項目を参照できます。添え字とは、変数名に角括弧で囲まれた値(複数可)を付加したものです。例えば、ここに示したリストの場合、変数 my list に添え字値 1 を含む角括弧を追加すると、文字列「Statistics」が返されます。添え字 3 は、文字列「Florence」と「Gertrude」を含むネストされたリストを返します。また、複数の添え字を使用して、ネストされたリスト内の特定の項目を分離したり、リストから複数の項目を取得したりすることもできます。例えば、添え字として 3 と 1 を付加した my list は、文字列「Florence」を返します。添え字として 2 と 4 を付加した my list は、2 番目と 4 番目の項目(それぞれ日付と数値)を含むサブリストを返します。